【2025年最新版】Square POSレジ完全ガイド|特徴・料金・評判・比較
この記事の結論
🎯 Square POSレジはこんな店舗に最適
Square POSレジは、初期投資を抑えつつ、決済から売上管理まで一元化したい小〜中規模店舗に最適なPOSシステムです。特に、初めてPOSレジを導入する個人事業主、Android端末を活用したい店舗、クレジットカードや電子マネー決済を手軽に始めたい事業者にとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。月額固定費が一切かからず、決済手数料のみというシンプルな料金体系は、売上変動が大きい店舗にも安心です。
一方で、高度な在庫管理や複数店舗の統合管理、詳細な顧客分析機能が必要な場合は、有料プラン(月額6,000円〜)の検討や、他社の専門特化型POSレジ(スマレジ・ユビレジとの比較はこちら)との比較も推奨されます。
Square POSレジの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Square POSレジ(スクエア POSレジ) |
| 提供会社 | Block, Inc.(旧Square, Inc.)本社:アメリカ |
| 月額料金 | 0円〜(基本プラン無料、有料プランは月額2,000円〜13,000円) |
| 初期費用 | 0円(決済端末は別途購入:4,980円〜44,980円) |
| 決済手数料 | 対面決済:3.25%(または2.5%※)、オンライン決済:3.6% ※年間キャッシュレス決済3,000万円未満の事業者対象 |
| 対応業種 | 飲食店、小売店、サービス業、美容・サロン、イベント販売、移動販売など |
| 対応デバイス | iPhone、iPad、Android(OS 7.0以上推奨)、PC(ブラウザ) |
| 無料トライアル | あり(アプリは無料で利用可能、決済端末のみ購入が必要) |
| 主な機能 | 売上管理、在庫管理、顧客管理、決済処理、レポート作成、オンライン注文連携 |
| 導入実績 | 世界で400万以上の店舗・事業者が利用(日本国内の詳細数は非公表) |
Square POSレジは、米国発のクラウド型POSシステムで、世界中の小規模〜中規模事業者に支持されています。日本国内でも、初期投資を抑えたい個人事業主や小規模店舗を中心に、導入が拡大しています。
Square POSレジの特徴・強み
① 完全無料のPOSレジアプリ
Square POSレジの最大の特徴は、アプリ本体が完全無料で利用できる点です。登録料、月額固定費、サポート料金などの隠れたコストは一切なく、決済が発生した時のみ手数料がかかるシンプルな料金体系です。
個人事業主や小規模店舗でも、初期投資を最小限に抑えて高機能なPOSレジシステムを導入できるため、開業直後の店舗や試験的に導入したい事業者に最適です。レジ機能、売上集計、顧客管理、在庫管理といった基本機能はすべて無料プランで利用可能で、多くの店舗にとって十分な機能が揃っています。
② Android・iOS両対応の柔軟性
Squareは、iPhoneやiPadだけでなく、Androidスマートフォン・タブレットにも対応している数少ないPOSレジシステムです。
Android端末はiOSデバイスと比較して価格が手頃なモデルが多く、特にコストを重視する店舗にとって大きなメリットです。既に所有しているスマートフォンやタブレットをそのまま活用できるため、新たに専用端末を購入する必要がありません。加えて、PCのブラウザからも管理画面にアクセスできるため、バックオフィスでの売上分析や在庫管理も快適に行えます。
③ 最短翌営業日の入金スピード
Squareで処理された売上金は、最短で翌営業日に銀行口座へ入金されます。
多くのキャッシュレス決済サービスでは入金までに1週間〜1ヶ月かかるケースも多い中、Squareの入金スピードは資金繰りを重視する事業者にとって大きな強みです。売上金の回転が早いことで、仕入れ資金の確保や急な支払いにも柔軟に対応できます。三井住友銀行・みずほ銀行の口座を登録すれば、土日祝日でも最短翌営業日に入金されるため、週末営業が中心の店舗でもキャッシュフローを安定させられます。
④ 豊富な決済方法に対応
Squareは、主要なクレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners、Discover)だけでなく、電子マネー(交通系IC、iD、QUICPayなど)やタッチ決済にも対応しています。
SquareリーダーやSquareターミナルといった専用端末を使えば、非接触決済にも簡単に対応でき、衛生面でも安心です。顧客の支払い手段の多様化に柔軟に対応できることで、機会損失を防ぎ、顧客満足度の向上にも寄与します。
Square POSレジのメリット【5選】
✓ 1. 初期費用・月額固定費が0円で始められる
登録料、月額基本料、サポート料などの隠れコストが一切なく、決済手数料のみで運用可能です。開業したばかりの店舗や、コストを最小限に抑えたい個人事業主に最適です。売上が少ない月でも固定費の負担がないため、安心して運用できます。決済端末(Squareリーダー4,980円〜)の購入費用のみで、高機能なPOSレジシステムが手に入ります。
✓ 2. 売上金が最短翌営業日に入金される
他社サービスでは1週間〜1ヶ月かかることが多い入金サイクルを、Squareは最短翌営業日まで短縮しています。キャッシュフローが安定し、仕入れや急な支払いにも柔軟に対応できます。特に飲食店や移動販売など、日々の現金の流れが重要な業種にとって、この入金スピードは大きな安心材料となります。三井住友銀行・みずほ銀行の口座なら、土日祝日でも翌営業日入金対応です。
✓ 3. AndroidとiOSの両方に対応
iPadやiPhoneだけでなく、Androidスマホ・タブレットでも利用可能です。既存端末を活用でき、端末購入コストを抑えられるため、導入ハードルが非常に低いです。多くのPOSレジがiOS専用である中、Squareは端末の選択肢が広く、自店舗の予算や既存環境に合わせて柔軟に導入できます。PCブラウザからも管理画面にアクセスできるため、バックオフィス業務も効率的です。
✓ 4. シンプルな操作画面で誰でも使いやすい
直感的なデザインで、POSレジ未経験のスタッフでも短時間で操作を習得可能です。マニュアル不要で使える使いやすさは、新人教育コストの削減にもつながります。商品登録、会計処理、売上確認といった基本操作は、タッチ操作で完結するシンプルな設計です。飲食店のホールスタッフや、アルバイトスタッフが多い店舗でも、安心して導入できます。
✓ 5. 豊富な決済方法に一台で対応
クレジットカード、電子マネー、タッチ決済など、多様な決済手段に一台で対応できます。決済端末を複数用意する必要がなく、レジ周りをスッキリと整理できます。顧客が希望する支払い方法に柔軟に対応できるため、「現金のみ」という理由での機会損失を防げます。インバウンド需要が高まる中、海外発行のクレジットカードやタッチ決済への対応は、店舗の競争力向上にもつながります。
Square POSレジのデメリット【3選】
▲ 1. 決済手数料がやや高め(3.25%)
無料で使える代わりに、決済ごとに3.25%(条件により2.5%)の手数料がかかります。月商が大きい店舗では、手数料の総額が膨らむため、固定費型の他社サービスと比較検討が必要です。目安として、月商300万円以上の店舗では、月額固定費型のPOSレジの方がトータルコストを抑えられる可能性があります。
▲ 2. 高度な在庫管理機能は有料プラン(月額6,000円〜)が必要
無料プランでも基本的な在庫管理は可能ですが、複数拠点での在庫連携、詳細な発注・仕入れ管理、バーコード一括登録などの高度な機能は、Square リテールPOS(月額6,000円)への加入が必要です。商品点数が多い小売店や、複数店舗で在庫を共有したい場合は、有料プランへのアップグレードを検討する必要があります。
▲ 3. 複数店舗管理機能が限定的
複数店舗を運営する場合、店舗ごとの売上集計や在庫管理は可能ですが、本部からの一元管理機能や、店舗間の在庫移動機能などは限定的です。2〜3店舗程度の小規模チェーンであれば問題なく運用できますが、大規模チェーン展開には、スマレジやユビレジなどの専門サービスの方が適しています。
他社POSレジとの比較
Square POSレジを、主要な国内POSレジサービス(エアレジ、スマレジ、ユビレジ)と比較しました。料金体系、機能、サポート体制など、導入前に確認すべきポイントを一覧で確認できます。
| 項目 | Square | エアレジ | スマレジ | ユビレジ |
|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 0円〜 (有料6,000〜13,000円) |
0円 | 0円〜 (有料3,300〜15,400円) |
0円〜 (有料6,900〜13,200円) |
| 初期費用 | 0円 (決済端末4,980円〜) |
0円 (決済端末20,167円〜) |
0円 (周辺機器別途) |
0円 (周辺機器別途) |
| 決済手数料 | ||||
| 対応OS | ||||
| 在庫管理 | ||||
| 複数店舗管理 | ||||
| サポート | メール、電話 (平日のみ) |
メール、チャット | メール、チャット、電話 ※プラン次第 |
メール、チャット、電話 ※プラン次第 |
| 導入実績 |
📊 比較ポイント解説
Squareの強み:「初期費用・月額固定費0円」「最短翌営業日入金」「Android対応」という3つの強みが際立っています。決済中心の運用や、コストを最小限に抑えたい小規模店舗に最適です。
複雑な在庫管理や複数店舗の本部一元管理が必要な場合は、スマレジやユビレジの方が機能面で優れています。中〜大規模店舗や高度な分析機能が必要な場合は、これらのサービスとの比較検討が推奨されます。
Square POSレジはこんな店舗におすすめ
✓ 個人経営の飲食店・カフェ
初期投資を最小限に抑えたい個人経営の飲食店やカフェに最適です。無料で使えるPOSレジアプリと、手頃な価格の決済端末(Squareリーダー4,980円〜)だけで、レジ機能と決済機能を一元化できます。売上金が最短翌営業日に入金されるため、食材の仕入れや家賃の支払いなど、日々の資金繰りもスムーズです。テーブルごとの会計や、ドリンクバー・トッピングなどの商品管理も簡単に行えます。
✓ 小規模小売店・雑貨店
商品点数が比較的少なく、在庫管理がシンプルな小売店にもおすすめです。バーコードスキャン機能や基本的な在庫管理機能は無料プランでも利用可能で、日々の売上や在庫の把握が簡単に行えます。Android端末にも対応しているため、既存のタブレットを活用してコストを抑えることも可能です。クレジットカードや電子マネー決済に対応することで、インバウンド需要にも対応できます。
✓ 移動販売・イベント出店
SquareはモバイルPOSレジの先駆けであり、スマートフォンやタブレットがあればどこでも決済が可能です。キッチンカー、マルシェ出店、ポップアップストア、イベント販売など、移動が多い事業形態に最適です。Squareリーダーは小型・軽量で持ち運びも簡単で、オフラインモード(一部機能)にも対応しているため、通信環境が不安定な場所でも安心して利用できます。
✓ サービス業・美容サロン
施術メニューの管理、顧客情報の記録、売上集計といった基本機能が無料で使えるため、美容室、ネイルサロン、エステサロン、整体院などのサービス業にも適しています。Square 予約(月額3,000円〜)と連携すれば、予約管理から決済までを一元化でき、顧客の利便性向上にもつながります。顧客ごとの来店履歴や施術履歴を記録できるため、リピーター獲得にも効果的です。
✓ Android端末を活用したい店舗
多くのPOSレジがiOS専用である中、SquareはAndroid端末にも対応している数少ないサービスです。既にAndroidタブレットを所有している店舗や、コストを抑えて導入したい店舗にとって、Squareは最有力の選択肢となります。Android OS 7.0以上、RAM 4GB以上の端末であれば快適に利用できます。
よくある質問(FAQ)
まとめ
🎯 Square POSレジ導入のポイント
Square POSレジは、初期費用・月額固定費0円、最短翌営業日入金、AndroidとiOS両対応という3つの強みを持つ、コストパフォーマンスに優れたPOSレジシステムです。
特に、個人事業主や小規模店舗、移動販売、初めてPOSレジを導入する事業者にとって、導入ハードルが極めて低く、リスクなく始められる点が最大の魅力です。決済手数料のみのシンプルな料金体系は、売上変動が大きい店舗や開業直後の店舗にも安心感をもたらします。
一方で、複雑な在庫管理や複数店舗の本部一元管理、詳細な顧客分析機能が必要な場合は、有料プラン(月額6,000円〜13,000円)への加入や、スマレジ・ユビレジといった専門特化型POSレジとの比較も視野に入れるべきです。
まずは無料で始められるSquare POSレジを実際に試してみて、自店舗の運用に合うかどうかを確認することをおすすめします。無料アカウント登録は数分で完了し、すぐに使い始められます。
※ POSレジ選びでお悩みの方は、【2025年最新】POSレジ徹底比較ガイドもあわせてご覧ください。
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